能登半島 秋晴れの日に
10月後半の快晴の定休日、随分と久し振りに奥能登を回ってきました。と言っても自分の車で行ったのは旧柳田村までで、そこからは知人の車に同乗してのドライブでした。
まず向かったのは狼煙の禄剛埼灯台。半島の最果て感が半端ない絶景地ですね。真っ白な灯台が青空に映えてとても綺麗でした。
前回来たのは30年近く前かも。車を停めてからかなりの急坂を登った記憶も全くなく、運動不足の身体には堪えました。駐車場となっている道の駅には全国各地のナンバーを付けた車。そしてバイクも多数。バイクの大部分はツーリングイベントSSTRの参加車両のようでした。
次にここから僅かな距離にある、よしが浦温泉ランプの宿へ。と言っても宿泊ではなく見学だけ。それも崖の上から。話には聞いたことはありましたが、実際に見るとすごいロケーションですね。断崖の下の一軒宿、まさに陸の孤島。下に降りる車は転回できず、スイッチバックで行き来するという。う~ん、一度は泊まってみたい。
このランプの宿への下り口には「青の洞窟」という施設が。これは全く知りませんでした。いつ出来たのかな。ランプの宿の素朴さとは対照的な観光施設臭全開で、こちらはスルーしました。
その後は見附島へ。こちらも禄剛埼灯台同様30年ほど前に来た・・・と思う。どうも記憶も曖昧だけど、近くまで来てみると本当に絶景。「軍艦島」という別名も納得。こんな形の島ができるなんて自然の驚異。
そろそろ昼食の時間。少し走って小木へ。九十九湾に最近オープンした「イカの駅つくモール」でお昼ごはんにしました。このネーミングが絶妙ですね。
ここはレストランの他に特産物・土産物売り場や観光情報コーナーなど。目の前の港には遊覧船の発着場もあります。頂いたのはもちろん美味しいイカがたっぷりのイカ丼(写真なし)。食べそこなったのはイカスミソフト。どんな味か今でも気になります。遊覧船にも乗ってみたかったけど、1時間に1本の運行で時間が合わず残念ながら断念。またの機会に。
施設の裏ではイカの干物をつくるマシーンがお仕事中。吊らされたたくさんのイカがグルングルン回っていました。このマシーンはどうやら導入されたばかりのようで、イカの引っ掛け方も試行錯誤。中には外れて飛んでいくイカも見られました。
この後ちょっとだけ宇出津に寄ってから知人宅に戻りました。余談ながら、宇出津にある持木メディカルクリニックの院長先生は小学校の同級生。お元気にしているでしょうか。
帰路、里山海道の別所岳サービスエリアにある、別所岳スカイデッキ「能登ゆめてらす」に寄りました。以前から気になっていて一度行ってみたいと思っていた場所。実際に行ってみると想像以上の眺望。眼下に七尾湾を一望でき、能登島と2本の橋もはっきり捉えることができます。行ったのはちょうど日没直前。いい感じの光線が幻想的な景色を映し出していました。里山海道で奥能登に行くことがあれば、ぜひ立ち寄ってみて下さい。